タイトル『真壁刀義フィギュア』(2007)

 新日本プロレスの「暴走コング」、真壁刀義(とうぎ)のフィギュアを制作。

 石粉粘土で制作。彩色は、アクリル絵の具。肌の部分には、つや出しメディウムを塗って、生命観を出した。

 このところグッと来るプロレスラーがいなかったのだが、久々に私を熱くさせてくれるレスラーの一人が、新日の真壁だった。

 野獣系の暴走ファイト、長い下積み生活を耐え抜いた雑草魂、反骨心が、情念となってリングで爆発している。どん底を耐え抜いた根性と自信が、「怖い者なし」の振る舞いを、虚勢にしていない。彼のキャッチフレーズである、「これが現実だ!」は、ハッタリでもなんでもないだろう。

 これからますます、反体制のヒール道を、パワフルに生きて欲しいものだ。

 そんなパワフルな彼を、どうしても形にしたくて、フィギュアを作った次第。

 顔の造型はまだまだだけれども、雰囲気は出ているのではないかと思うのですが、どうでしょ?

 

 

↑正面

↓背面