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しあわせ♪ | ||
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集まるファン | ||||||
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整理券 | ||
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書泉での貴央ちゃん。 撮影の時、彼女は顔の左側を前に出すことが多いみたいだが、写真写りの良いポジションなのだろうか。 | ||
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◎彩月貴央イベント・レポート・後編(2005/6/18) 石丸ソフト1(ワン)を出ると、ジリジリとした日差し。暑くて腹減ってるし、飯屋探して歩き回るの嫌だなぁ。そう思って石丸から少し行った路地を折れると、定食屋発見。『キッチンジロー』とある。ハンバーグとかコロッケなどの定食屋みたいだ。店内をのぞくと、お昼時ということもあり、かなり盛況である。よし、手っ取り早くここにしよう。 テーブル席は満席で、カウンターに座る。ここは二品盛り合わせが名物らしい。そこでおろしハンバーグとミルクコロッケの盛り合わせ定食を頼む。私は暑い時でも、熱い食べ物をガッツリ食べたい派だ。なにより米を食べたい。 先ほど撮影した写真をチェック。声かけできなかったから、顔がこちらに向いている時を狙っても、微妙に目線がズレている。やっぱダメだったなぁ。
・・・とそこへ注文の品がきた。ハンバーグとコロッケ、結構ボリュームある。すごい、ドンブリに入った豚汁がついている。熱い湯気が吹き上がっている。よし、いただくか。コロッケに醤油をかけてっと。30歳を過ぎたあたりから、私は揚げ物には、ソースではなく醤油派になった。 ミルクコロッケというだけあって、コロッケはすごく甘くクリーミー。牛乳嫌いの舌にちょっとミルク味が濃いかなと思ったが、すぐに慣れる。アツアツだから、良いな。ハンバーグもジューシー。豚汁は、アツアツなのが良いのだが、豚があんまり入っていなかった。これは残念だ。アツアツを頬ばり、オタ汗が噴き出る。 ふー。満腹。とりあえず気分が落ち着く。ご飯を食べられると、本当に幸せだなぁと感じてしまう。食べることで安心できてしまう。単純なり。850円はちと高かったけど、書泉でのイベント2回戦への景気づけということで。それに東京でしか食べられない味でもあるしね。後日『キッチンジロー』をネットで調べたら、都内に30数店舗だしているチェーン店だった。特に千代田区に多い。オタクの胃袋の味方って感じだ。 秋葉原駅から御茶ノ水駅に移動。午後3時50分頃、神田神保町・書泉ブックマート着。握手会会場は、ブックマートから路地を隔てた隣の、近江屋ビルにて。参加者は、このビル側面の路地に整理番号順に並ぶのがルール。すでに十数名のファンが来ている。 実はこの日、ほぼ同時刻に秋葉原の石丸で、Jr.アイドル・木村美樹ちゃんの初イベントがあるのだ。子役オタ(子役オタクの略=Jr.アイドルファンのこと)の多くは、そちらに流れる可能性がある。初物は押さえるというオタがわりと多いらしいのだ。そのせいか、集まる人数が少し少なめに見える。私も実は美樹ちゃんも好きだったりするのだが、私のアイドル“好きな順ランキング”では、美樹ちゃんは貴央ちゃんより下なので、美樹ちゃんを断念。貴央ちゃんを優先した。そういう、門外漢にはくだらないの一言に尽きる、心の選抜試験を経て、私は今ここに並んでいる。
4時を10分過ぎて、ようやくイベントが開始される。マスコミの囲み取材があったためらしい。 ここで書泉のイベントの流れについて説明しよう。石丸のような電器店系イベントのように、大勢の前で撮影タイムやトークコーナーがあるわけではない。順番に一人一人アイドルの前へ行って、スナップ撮影→写真集にサイン→握手→退場となる。スナップ撮影は、1枚×商品を買った数。サインはその場でする場合と、事前に写真集にされている場合とがある(今回は後者のケース)。ちなみに写真撮影であるが、頻繁にテレビに出るようになる=売れっ子アイドルになると、撮影禁止になる傾向にある。マニアが自身の撮った写真を、ネットなどで売ったりするのを防ぐためだろう。売れてくるにしたがって肖像権に厳しくなるのである。だから私は、好きな娘(こ)を応援する一方で、適度に売れないで欲しいと思ったりします(苦笑)。 ここでも複数購入者は、ツーショットチェキの特典が付く。が、私は一冊だけ。お金無いから(泣)。だからスナップ写真も1枚だけ。それとツーショットはしたいんだけど、美少女の隣だと自らのルックスの醜悪さが際だち、見るに堪えない写真ができあがるので、痛しかゆしなのであった。 列の動きはゆっくり目で、貴央ちゃんのいるビル2階の部屋まで移動するのに、30分くらいかかった。待っている間、今度はしっかり話そうと、心の中で予行練習。用意したプレゼント=星新一の本のことを話そう。 実は前回(2005年2月)のイベントの時、貴央ちゃんが読書好きで星新一が好きという情報を得ていたので、星新一の『きまぐれロボット』(角川文庫)をプレゼントした。そしたら、某アイドル雑誌のインタビューで、ファンからプレゼントされた『きまぐれロボット』がとても面白かったと発言してくれた。それを目にした時、ただ、ただ、ひたすら嬉しかった。それで今回もまた星新一の、『ほら男爵 現代の冒険』(新潮文庫)をプレゼントに用意したのだ。 私の前のファンが写真撮影をした。その時フラッシュがパッとついたのだが、 「アッ、眼つぶちゃった」 と貴央ちゃん。ファンに申し訳なさそうにして、目線で周囲にどうしたらいいか訴えたが、スタッフは無言で「撮り直し不可」を冷酷に告げ、会の進行を促す。 それを見た私はとっさに、フラッシュ機能をOFFにした。たった1枚のシャッターチャンスを失敗できないので。 私の番がキターーッ。貴央ちゃんは、石丸の時から衣装チェンジしていて、ピンクのTシャツ(?)の上に白の半袖のパーカーを羽織っていた。ブランドは、ジュニアファッションのBLUE CROSS GIRLSではないかと思われる。石丸ではおしとやかな感じだったが、書泉では少しアクティブな感じにまとめている。小・中学生向けのファッション雑誌『ラブベリー』でモデルをしている彼女らしい出で立ちである。 貴央ちゃんの前に出て、 「お願いします。」 と一言かけて、パチリ。貴央ちゃんは、ピースポーズ。 続いてプレゼントを渡しながら、 「『きまぐれロボット』渡したの、私なんですが・・・。読んでもらって嬉しかったです。また星さんの本持ってきました。」 と告げると、微笑みながら 「ありがとうございます。今日の帰りに読んでみます。」 というお答え。・・・・・・終わちゃったよっ!またしても、会話が膨らまず。『きまぐれロボット』あげたということのアピールも、今にして思えば自分でもキモいしウザイ気がした。あぁ、うまく喋れなかった。社会人になっていいたら、もっと滑らかに喋れただろうか・・・。 握手をして、特典の生写真を1枚受け取って退場。 ビルの外に出て、早速先ほどの写真の確認。アァッ、画面が暗い。やっぱりフラッシュたけば良かったか・・・。でも眼をつぶられるとまずいし・・・。2冊購入できれば、たとえフラッシュたいて1枚撮影に失敗しても、もう1枚が保険になるのになぁ。石丸での失敗を挽回したかったが、ダメだった・・・。 まぁ・・・仕方ない。とりあえず、貴央ちゃんの優しい笑顔を生で拝顔できたことで、良しとしよう。うん。 こうして貴央ちゃんを追った1日は終了。こんな風にして、私は時々アイドルさんのイベントに参加しています。そりゃ、いい歳こいて働きもしないで、中学生アイドルにうつつを抜かして・・・なんて自己嫌悪に陥ったりもする。 だが、彼女たちに会うということが、自分の生きるハリになっているのも事実。イベントが決まると、鬱がちな気持ちがその日まで頑張って生きようと前向きになる。普段ほとんど家からでない、歩かない私が、イベント当日はテクテク1万歩以上歩くのである(外出時は万歩計をつけて歩いている)。好きなアイドルに会いたいという欲望が、私を1万歩以上動かしてくれるのである。だからアイドルのイベントは、ヒッキーの私をアクティブにしてくれる、大事なきっかけの一つになってくれている。欲望って、大事だなぁと思う。 今日もネットで、アイドルイベント情報をチェックする。お気に入りの娘(コ)のイベントが決まると、落ち込みがちな私の心と身体が動き出すのである。 | ||
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